去年12月、熊本市のスーパーで、食料品などを万引きしたとして熊本県は県南広域本部の主事・技師級の男性職員を8日付で停職1カ月の懲戒処分としました。男性職員は事実を認め、「県民の信頼を裏切り反省している」と話しているということです。
【県人事課の会見】
「申し訳ございませんでした」
停職1カ月の懲戒処分を受けたのは県南広域本部勤務する主事・技師級の34歳の男性職員です。
県人事課によりますと、男性職員は去年12月30日、熊本市内のスーパーで刺し身、ウイスキー、菓子パンの3点、約6300円分をセルフレジを通さずに店外に持ち出したということです。
男性職員は警察で任意の調べを受け書類送検されましたが、今年2月に不起訴処分となりました。
聞き取りに対し男性職員は「セルフレジが読み込まない商品があったので〈得をした〉と思い、袋に入れた」と事実を認め、「県民の信頼を裏切り反省している。
信頼回復に努めたい」と話しているということです。
また、県は上司3人も訓告と厳重注意処分としました。