プレスリリース配信元:かっこ株式会社
ライブ配信の「投げ銭」不正利用やインフォスティーラー拡大など、新たな脅威が顕在化
国内導入実績No.1※1の不正検知サービスを提供し、安全なネット通販のインフラづくりに貢献するかっこ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 : 岩井 裕之、証券コード:4166、以下 Cacco)と、PCI DSS 準拠を促進するクラウドサービス 「PCI DSS Ready Cloud」、「BIZTEL コールセンター PCI DSS」や、店舗向けのサブスクリプション(継続課金)決済端末およびゲートウェイサービス「Smart TG」を展開する株式会社リンク(本社:東京都港区、代表取締役社長:岡田 元治、以下 リンク)は、クレジットカード情報流出事件に関する統計とECに関する不正利用傾向に関する四半期レポート「キャッシュレスセキュリティレポート2025年1-3月版(2025年8月発行)」の最新版を本日公開いたしました。
今回のレポートでは、ライブ配信サービスでの「投げ銭※2」を悪用した不正利用の実態や、個人情報を窃取するマルウェア「インフォスティーラー※3」による被害の拡大といった、脅威の動向を詳しく紹介しています。
※1:株式会社東京商工リサーチ「日本国内のECサイトにおける有償の不正検知サービス導入サイト件数調査」2025年3月末日時点
※2:投げ銭とは、ライブ視聴者が配信者に対してプラットフォーム内で購入したギフト(コインやアイテム)を送る行為。ライブ配信者側はギフトを換金することで、金銭的な対価を得ることもできる。
※3:情報窃取に特化したマルウェアの総称。一度感染すると自身のパソコンやサーバーのバックグラウンドで動作し、コンピューターやブラウザに保存されている情報、クリップボードデータ、スクリーンショット及びキーロガー機能を使用して入力したログイン認証情報や決済時のクレジットカード情報などを窃取し、外部サーバーに送信する。
資料は、こちらからダウンロード頂けます。
リンクURL:https://pcireadycloud.com/blog/category/cashless_security_report/
CaccoURL:https://frauddetection.cacco.co.jp/media/data/11204/
■2025年1-3月のハイライト
1. ライブ配信の「投げ銭」悪用──無形デジタル商材が不正利用の新たな標的に
2024年以降、クレジットカードの不正利用でライブ配信の「投げ銭」用コインが購入される事例が確認され、数千万円規模の被害が発生しました。デジタル商材は即時性と匿名性が高く、被害に気づきにくく、対応が後手に回ることが多くなっています。そのため本人認証やアカウント監視の強化が急務となります。
2. 個人情報を狙う脅威「インフォスティーラー」拡大
2024年以降、情報窃取型マルウェア「インフォスティーラー」による被害が急増しています。
SNS広告や偽CAPTCHAなどを通じて感染し、PCに保存されたログイン情報やカード情報が窃取されます。証券口座のアカウント乗っ取りにも悪用されており、多要素認証やマルウェア対策の強化が急務です。
(目次)
1. カード情報流出事件の概況(2025年1-3月)
(1)カード情報流出事件数・情報流出件数の推移
(2)業種/商材別・情報流出期間別事件数・流出件数
(3)カード情報トピック
インフォスティーラーによる個人情報漏えいの増加
2. ECにおける不正利用の概況(2025年1-3月)
(1)クレジットカード不正利用被害額の推移
(2)ECサイト不正利用の傾向
(3)国内のカード発行会社(イシュア)におけるDMARC設定状況
(4)不正利用のトピック
他人のクレジットカードで投げ銭購入
3. 政策の動向
日本クレジットカード協会とカード会社などが共同でフィッシングサイト閉鎖の取り組みを開始
<公表日>
毎年1月、4月、7月、10月(多少前後する場合がございます )
*1月:前年7‐9月、4月:前年10‐12月、7月:1-3月、10月:4-6月のデータを公表
▼資料は、こちらからダウンロード頂けます。
「キャッシュレスセキュリティレポート(2025年1月-3月版)」として両社のウェブサイトにて公開
リンク URL:https://pcireadycloud.com/blog/category/cashless_security_report/
Cacco URL:https://frauddetection.cacco.co.jp/media/data/11204/
レポート内には統計データに加えて、直近のカード情報流出事件のトレンド、不正利用のトレンドに関する解説を掲載します。
■「キャッシュレスセキュリティレポート」は、こんな方にオススメです
・カード情報漏えいやクレジットカード不正などのECにおける不正利用の実態を知りたい。
・自社の不正被害が、他社と比較して多いのかどうかを知りたい。
・最新の不正手口を知りたい。
Caccoは、今後も、多様化する最新の不正手口に関する分析と研究を重ねるとともに、安心・安全なオンライン取引・ネット通販の環境づくりに貢献してまいります。
■株式会社リンクについて
株式会社リンクは、業界最大級の稼動台数を持つ専用ホスティング「at+link」、クラウド型ホスティング「リンク・ベアメタルクラウド」を軸として、5年連続シェア第1位のクラウド型コールセンターシステム「BIZTEL」、セキュリティプラットフォームサービス「PCI DSS Ready Cloud」など、様々なサブスクリプション型サービスを提供しています。農系事業にも取り組んでおり、2011年10 月からは岩手県岩泉町にある自然放牧酪農場「なかほら牧場」を運営しています。
事業の詳細は、https://www.link.co.jp/ をご覧ください。
■かっこ株式会社について
Caccoは、「未来のゲームチェンジャーの『まずやってみよう』をカタチに」という経営ビジョンを掲げ、セキュリティ・ペイメント・データサイエンス技術をもとに、アルゴリズム及びソフトウエアを開発・提供し企業の課題解決やチャレンジを支援することを目指しております。
オンライン取引における「不正検知サービス」を中核サービスとして位置づけ、不正ログインから不正注文対策まで対応可能な国内での導入実績数No.1の不正検知サービス「O-PLUX」や金融機関や会員サイトにおける情報漏洩対策の不正アクセス検知サービス「O-MOTION」、フィッシング対策サービス等を提供しております。
データサイエンスサービスでは、製造業やアパレル、建設業など様々な業種において、データ活用・分析を通じ、コスト削減・業務効率化・利益向上などに貢献しております。
会社概要
株式会社リンク
かっこ株式会社
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データ提供 PR TIMES
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