日本で初めて開催されるデフリンピックまであと100日となる記念イベントがきょう都内で行われました。
「デフリンピック」とは4年に1度開かれる耳がきこえない・きこえにくい人のためのスポーツの国際大会で、競技は東京、福島、静岡で開催されます。
式典に参加した小池都知事は、「今回100年目にあたる記念すべき大会であり、これからの100年につなげていける大会にしたい」と述べました。
全日本ろうあ連盟の河原雅浩副理事長は「デフリンピックの認知度があがっている。ぜひ、競技会場で選手達を応援してほしい」と呼びかけました。
会場では、耳がきこえないアスリートたちへの応援の仕方として、腕を大きく動かすジェスチャー、サインエールが紹介されたほか、短距離走のスタート時に光で合図を送るスタートランプを紹介するコーナーも設けられました。
東京都では、デフリンピック開催を機に、美術館や公園などに耳の聞こえない人とコミュニケーションがとれるディスプレイやタブレットの導入を進めています。