南越前町議会の議員報酬の引き上げを検討してきた審議会は7日、1人当たり月額7万6000円の引き上げが妥当とする答申書を、仲倉典克町長に提出しました。現在の報酬額からは3割増額となり、県内の町の中では最も高くなります。
南越前町役場で行われた答申では、審議会の上田康彦会長が「月額7万6000円、引き上げることが妥当」との検討結果を仲倉典克町長に説明しました。
答申では、南越前町議会の議員の月額報酬を、現在の22万6000円から7万6000円引き上げ、30万2000円とすることが妥当としました。
この金額は町長の月額報酬83万円をベースに、議員の活動日数を考慮して算出されました。
南越前町議会は、議員のなり手不足を解消するため、2024年12月、町長に議員報酬の引き上げを要請しました。
報酬額を引き上げる改正条例案は9月の定例議会で可決される見込みで、2026年4月の町議選後に適用されます。
