アメリカのトランプ大統領は6日、「ロシアから原油を購入している」として、インドに対し25%の追加関税を課す大統領令に署名しました。

停戦に応じないロシアに対する圧力を強めています。

大統領令は「ロシアの行動と政策がアメリカの国家安全保障の脅威となっている」として、ロシア産の原油を輸入するインドに25%の追加関税を課すとしています。

追加関税は21日後に発動され、7日に発動する25%の相互関税と合わせて50%の関税が課されることになります。

これに先立ち、トランプ政権のウィトコフ中東担当特使は6日にロシアを訪問し、プーチン大統領と約3時間にわたって会談しました。

会談について、トランプ氏はSNSで「非常に生産的だった。大きな進展があり、数日から数週間かけて停戦の実現に向けて取り組んでいく」と投稿しましたが、詳細には触れませんでした。

トランプ氏は、ロシアが8日までにウクライナと停戦合意しなければ、ロシア製品を購入している国に2次関税などの制裁を科すと警告していますが、ホワイトハウス高官は6日に「制裁は8日に行う予定」だと明らかにするなど、ロシアへの圧力を強めています。

フジテレビ
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国際取材部
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