秋田市の秋田竿燈まつりは6日が最終日。竿燈妙技大会は決勝を迎え、差し手たちが磨き上げた技を次々と披露しました。
竿燈妙技大会の決勝は、あいにくの天気で屋内で開催されました。
大若団体の部では、予選を勝ち抜いた16チームが出場しました。
5人の差し手が持ち上げるのは、高さ12メートル、重さ50キロの大若と呼ばれる竿燈です。竹を継ぎやすいように支える「流し」に、平手・額・肩・腰で竿燈を支える技。差し手は華麗な技で競い合いました。
会場は「どっこいしょ」の掛け声と太鼓の音で観客が盛り上がります。
市内から訪れた人:
「すごくみんな頑張っていて、小さい子どもたちとか大人まで真剣に取り組んでいてすごいなと思いました」
仙台から訪れた人:
「外で見たらまた別の迫力だったかもしれないが、十分皆さんがこれまで頑張ってきた努力が見られて、とても楽しく拝見しました」
一方、はやし方の決勝では、子どもたちが大人に負けじと威勢良く太鼓をたたくとともに、笛を伸びやかに鳴らしていました。