7月の降雨量が少なく、広島県や島根県の水源となっている灰塚ダム(三次市)の貯水率が50%を下回る可能性があるとして、国交省・中国地方整備局 三次河川国道事務所は、今月8日に関係自治体などを集め「渇水調整協議会」を開催すると発表しました。
三次河川国道事務所によりますと、三次市にある灰塚ダムの貯水率は、6日午前8時現在、63.3%で、このまま雨が少ない状況が続くと、50%を切る可能性があるとしています。
灰塚ダム周辺では、6月中旬から降雨が少ない傾向が続いていて、7月の降雨量は、過去10年平均の31%程度となっています。
灰塚ダムは、広島県の広島市、三次市、庄原市、安芸高田市、北広島町など。島根県側は、江津市、川本町、美郷町などの水源となっています。
8日の会議では、関係機関の情報共有のほか、今後の対応についても話し合うということです。