岩手県盛岡市の夏の風物詩「盛岡さんさ踊り」は8月4日にフィナーレを迎えました。
110万人あまりが訪れ、熱気にあふれた夏の祭典の様子を振り返ります。
4日に最終日を迎えた盛岡さんさ踊り。2025年は1万6000人あまりがパレードに参加しました。
子どもからベテランまで幅広い世代の団体が躍動し、海外からの観光客を含め、1日から多くの人でにぎわいました。
観光客
「(前来たときに)良い写真が撮れなかったので、もう一度チャレンジしようと思った。きょうの方がにぎわってますね」
滝沢市から来た人
「孫が今から(パレードで)来るので、それを見に来た。毎年楽しみにしている」
4日は最終日ならではのパレードが行われました。各団体のさんさ太鼓が集結する「太鼓大パレード」です。
総勢420人が華麗なばちさばきで圧巻のパフォーマンスを見せつけました。
まつりの実行委員会が選ぶ最優秀賞に輝いた岩手大学は、息の合った太鼓と表情豊かな演舞を披露しました。
岩手大学の学生
「週3で5月から練習した。めっちゃ楽しかったです」
祭りの締めくくりは「大輪踊り」です。観衆も飛び入りで次々と輪に加わりました。
観光客
「(踊りは)めっちゃ難しい、でも楽しいです」
盛岡市民
「みんなが同じ踊りをして一体感があり自分も踊りで表現するのがすごく良い。(2026年も)ぜひ出たい」
華々しいフィナーレを迎えた「盛岡さんさ踊り」、2025年も多くの情熱と笑顔にあふれた4日間となりました。