2024年までの5年間に、沖縄県内でマリンレジャー中に死亡、または行方不明になった人を年齢別でみると50歳以上が7割を占めた事がわかりました。

第11管区海上保安本部は海に入る際は体調を確認するなど安全管理の徹底を呼びかけています。

第11管区海上保安本部によりますと、2020年から去年までの5年間に県内で発生したマリンレジャー中の事故の罹災者は452人でした。

死者・行方不明者は123人で、このうち7割にあたる82人が50歳以上でした。最も多いのはシュノーケリング中で33人、次いでダイビング中や遊泳中などとなっています。

2025年に入ってからも、7月27日までの間に水難事故に遭った人のうち半数近くが50歳以上となっています。

さらに7月27日までの一か月間でマリンレジャー中に亡くなった人は5人で、全員が50歳以上でした。

第11管区海上保安本部は年齢が高いほど事故のリスクは深刻になるとして、注意を呼びかけています。

具体的には当日の体調を確認することや、持病などがある場合は周囲と情報を共有しておくこと、器材が正常に使えるか確認するだけでなく、事前に練習をしてから海に入るよう呼びかけています。

沖縄テレビ
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