仙台市地下鉄南北線の初代車両が、6月に老朽化のため引退し、8月5日から解体作業が始まります。それを前に4日、市民が参加して撮影会が行われました。

太白区の富沢車両基地には、地下鉄南北線の初代車両「1000N系」の第01編成が展示されました。

1987年から38年間走り続けてきた、こちらの車両は今年6月で役目を終え、5日から解体作業が始まります。

4日は「ありがとう撮影会」と題したイベントが開かれ、親子20人が参加して運転席などの様子を写真に収めました。

イベントでは、こんな体験も…。

記者リポート
「使われていた、つり革を自分で外しもらうことができます」

中学2年生
「本当に貴重な経験だと思いました。今までお疲れさまでした」

小学6年生
「悲しいですね…(5日に)廃車始まっちゃうので悲しいです」

地下鉄南北線では2030年までに全ての車両を新型モデルに入れ替える予定です。

この秋には新たな車両が2編成加わり、現行モデルの20編成とあわせて22編成となります。

仙台放送
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