オーストラリア政府は、海軍の新型フリゲート艦の導入計画をめぐって、日本側の提案を採用し優先的に交渉を進めると発表しました。
この計画は日本円で最大およそ9500億円かけ、老朽化したフリゲート艦に代わる新型艦を11隻配備するもので、日本側は海上自衛隊の最新鋭の護衛艦「もがみ型」をベースにした共同開発を提案していました。
オーストラリア政府は5日最終候補に残ったドイツの提案と比較検討した結果、日本の提案を採用し優先的に交渉を進めると発表しました。
日本が提案した案についてマールズ副首相兼国防大臣は、5日の会見で、「少人数での運用が可能で、レーダーやソナーの性能も高い」と述べ、高く評価しました。