中国・北京市で日中の中学生が参加する卓球大会が8年ぶりに開催されています。
4日に始まった大会は日中国交正常化の記念事業の一環として、5年ごとに開かれていましたが、前回大会は新型コロナの影響で中止となったため8年ぶりの開催となりました。
大会では、友好交流関係にある日本と中国の都市の中学生が4人1組のチームを組み、あわせて42チームが予選リーグやトーナメントを争います。
岐阜県から参加した中学1年の男子学生は「勝つことを目標にしているけれど、それ以上に友好関係を作れるようにしていきたい」と意気込みを語りました。
江蘇省蘇州市で7月31日、子供を連れた日本人女性が襲われた傷害事件を受けて金杉憲治・在中国日本大使は報道陣の取材に対し、「大会が実現できて良かった」と答えました。
また、金杉大使は「事件は非常に残念で引き続き心配ではあるが、それと同時に民間交流というのは続けていかなければいけない」と語りました。
大会は8日まで行われます。