激しいウォーキングをするラッコが話題

三重県の鳥羽水族館といえば、以前ぬいぐるみのようにかわいい赤ちゃんアザラシが話題となり編集部でも取材したが、今度はウォーキングしながら激しく首を回すラッコが話題になっている。

(参考記事:「可愛すぎて悶絶」アザラシの赤ちゃんがまるで“ぬいぐるみ”みたい…鳥羽水族館に聞いてみた

それがこちらだ。

激しいウォーキング・メイちゃん

動画を見ると、飼育員の「いち!に!いち!に!」という掛け声と共にラッコのメイちゃんが二足歩行をしている。
そして投稿にある「#ヘドバン」、ロックバンドのライブコンサートなどで見られる頭を激しく上下に振るヘッドバンギングさながらに、立ち止まると首をグルグルと回して餌をもらっている。
 

提供:鳥羽水族館

投稿された動画に写っているのは、少し怖がりだが、いたずらが大好きなアラスカラッコのメイちゃん16歳。

提供:鳥羽水族館

この投稿に「歩けるなんてすごい!」「かわいい〜」「ラッコって立てるんだ」などコメントが来ており、1万3000いいねが付いている。(10月5日時点)
また、「そんなに首を回して大丈夫?」など激しく首を回しているメイちゃんを心配するコメントもあった。

ラッコというと海にプカプカ浮かんで貝を割っているイメージだが、そもそも自然界でラッコは歩くのだろうか?気になる疑問を鳥羽水族館に聞いた。

メイちゃんは賢くすぐに歩けるようになった

ーーなぜメイちゃんは二足歩行できるの?

野生のラッコは歩きません。メイは基本的に種目を披露するときだけ歩きます。

メイは種目を披露するとき、合図をすると立ち上がります。立ち上がらないとエサやオモチャに手が届かない場合は、合図無しでも立ち上がります。


ーー練習したら歩けるようになったの?

メイは、教えたらすぐにできました。担当者が言うにはメイは賢いそうです。

提供:鳥羽水族館

ーーラッコの生態を教えて?

冷たい海に生息しているので、体温を保持するため毛の量がとても多く、1日に体重の15~20%もの量のエサを食べます。

貝やウニ、甲殻類を好み、器用な手先で石などの道具を使ってエサを食べることで知られています。(水族館では石でガラスを叩くと良くないので、石などの硬いアイテムは与えていません。)
自然界では石で貝を割る行動が見られます。(食肉目イタチ科ラッコ属)

提供:鳥羽水族館

激しい首振り「全く大丈夫です」

ーー激しく首を回しているけど大丈夫?

ラッコに限らずイヌやネコでももっと激しくブルブルと首を振り、水を切ったりもするので動画の首振りの速度は全く大丈夫です。


ーーネットで話題になっているけど、どう思う?

ラッコのウォーキング姿を多くの人に見てもらえてうれしいです。
メイの特技や魅力がSNSを通してもっと広まってほしいと思います。(飼育担当者)

提供:鳥羽水族館

ーーメイちゃんのウォーキングを見ることはできるの?

1日3回の「お食事タイム」で見ることができます。
「お食事タイム」の時間は、9:40・13:00・16:20 です。

提供:鳥羽水族館

野生のラッコは歩かないということだが、鳥羽水族館では1日に3回行われている「お食事タイム」、で賢いメイちゃんのウォーキングを見られるそうだ。
 

提供:鳥羽水族館

他にも、鳥羽水族館のTwitterではメイちゃんの様子が動画で投稿されており、とてもかわいい姿を見ることができる。ぜひこちらもチェックしてみてはいかがだろうか。
 

【関連記事】
“腹筋バキバキ”のペンギンが話題…羽毛の中もマッチョなのか水族館に聞いてみた​
本当に着ぐるみじゃない? 背筋をピーンと直立するレッサーパンダが可愛い