水族館で“腹筋バキバキ”のペンギンが話題

新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、多くのレジャー施設などが現在も休園している。

水族館もそのひとつなのだが、そのような中、北海道小樽市の水族館で“珍しい姿”のペンギンが話題となっている。

それが、こちら!

お腹がすごいことになっていました…

このコメントとともにおたる水族館(@otaruaquarium)がTwitterに投稿したのは、シックスパックどころではないほど“お腹がバキバキ”に割れているペンギンの画像。ジェンツーペンギンのへいくんだ。

提供:おたる水族館
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投稿はTwitterで話題となり、「自粛で筋トレしすぎたか」「フッキンバキバキペンギン」「肉体派アスリート」「うつむきいてる姿が愛くるしい」などのコメントが集まり、3万いいねがつくほどの人気となっている。(4月29日現在)

確かに筋トレをして、疲れて休憩している姿に見えなくもない…。

また寄せられたコメントには、「排水溝の金属蓋にうつ伏せになってた?」「換毛期かな?」など、“腹筋が割れた”理由を推測する人も。

発見者の飼育員も「なんじゃこりゃ⁉」と思ったというペンギンの珍しい姿だが、なぜこのようになったのだろうか? おたる水族館の担当者に話を聞いた。

担当者「私どもも初めてみました」

ーーどのような状況でこの写真は撮影された?

偶然カメラを持った飼育員が通りかかり撮影しました。


ーーでは、なぜペンギンの“腹筋が割れた”の?

これは腹部の羽毛に分け目ができたため、腹筋のように見えるのですが、理由は私どももわかっておりません。本当に偶然だと思います


ーー偶然できたということは、あまり見たことはない?

これは私どもも初めてみましたので、よくあることではないです。

提供:おたる水族館

羽毛の中が“マッチョ”かどうかも聞いてみた

ーー“腹筋バキバキ”で話題となったジェンツーペンギン​ってどんな特徴がある?

ジェンツーペンギンは、好奇心旺盛で活発な性質です。特徴は、目と目をつなぐ白いヘアバンドのような模様と、くちばしと足がオレンジ色であることです(ペンギン全18種のなかで、くちばしと足がオレンジなのはジェンツーペンギンだけです)。また、泳ぐ速さは全18種の中で最速で、最高時速36㎞と言われています。


ーーちなみにペンギンは、羽毛の中が“マッチョ”だったりする?

ペンギンは筋肉質です。鳥類ですが飛ぶのをやめ水中生活を選んだため、泳いだり潜ったりするのにたくさんの筋肉を有するように進化していったと思われます。ですが、人間のシックスパックのような筋肉の付き方はしていませんのであの写真は筋肉ではなく羽毛の分け目です。

提供:おたる水族館

ーー投稿が注目を集めたことをどう感じている?

これをきっかけにペンギンなど海の生き物に興味を持っていただけたらと思います。


ーー反響はあった?

やはり他の投稿よりも「いいね」やコメントが多かったです。
 

SNSでジェンツーペンギンの散歩の様子なども投稿

なお、おたる水族館ではTwitterの他にFacebookでも動物たちの様子を投稿している。その中には、へいくんと同じジェンツーペンギンの普段の様子を見ることができる。

提供:おたる水族館
提供:おたる水族館  

ちなみに編集部では、おたる水族館の別の動物を紹介したこともある。

飼育員が雪かきをしている中、豪快に水しぶきをあげてお手伝いをするセイウチ。こんなに激しい雪かきを見たことがない。飼育員さんは普通に作業をこなしている姿がなんともシュールだ。

マッチョなペンギンの正体は、飼育員も正確な理由が分からない偶然の産物だった。ただ、かわいらしい見た目にも関わらず、羽毛の中に筋肉質な体型が隠れていることは分かった。そしてSNSで話題となり、ユーザーの心を掴んだ投稿であったことは間違いない。

新型コロナウイルスの収束が見えない状況の中、自宅で過ごすことにストレスを感じる人も増えてきていることだろう。そのような時はおたる水族館の投稿を見て、海の生き物に癒してもらうのはどうだろうか?
 

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