ハローキティやマイメロディをはじめとする、人気のサンリオキャラクターと間近で触れ合えて、訪れた人を夢中にさせる大分県日出町の「ハーモニーランド」。
この魅力で大分をさらに盛り上げていこうと、大分県は運営会社のサンリオエンターテイメントとタッグを組み、様々な取り組みを行っていて、いま県内に続々とサンリオの世界が広がっている。

大阪・関西万博の開催にあわせ大分空港が期間限定で「大分ハローキティ空港」に
2025年4月から、大阪・関西万博の開催にあわせて、大分空港の愛称が期間限定で「大分ハローキティ空港」となり、空港内がサンリオのキャラクターで装飾されている。
到着ロビーにある名物の風呂桶には、ハローキティなど人気キャラクターがデザインされ、さらにかわいらしいフォトスポットに。
ハローキティは国内のみならず、世界にも人気のキャラクターで、海外の人にも反響があるという。
県観光誘致促進室の吉野亮室長は「台湾や韓国の人々がハローキティが空港にいると喜んで写真を撮っていたり、インスタにあげたりしている」と話す。

ますますキティ色に 第2弾キャンペーン発表
7月15日には第2弾のキャンペーン発表された。国内手荷物受取所にハローキティやポムポムプリンのオブジェが設置されるほかシナモロールのオブジェが手荷物レーンを流れてくるという。
また、空港内の足湯に新たなデザインが施されるほか、到着ロビーのトイレもサンリオのキャラクターで装飾される。

キャラクターがラッピングされた「ハーモニーライナー」8月運行スタート
さらに8月2日から空港とハーモニーランドを結ぶバス、「ハーモニーライナー」の実証運行も始まる。
「ハーモニーライナー」は大分空港と、JR杵築駅、日出町のハーモニーランドを結ぶバスで、大分交通が運行を担う。
バスにはサンリオの人気キャラクターがラッピングされている。

サンリオの世界観が広がる 期間限定カフェ誕生
コラボは空港だけではない。
壁やテーブルなど、至るところにキャラクターがデザインされ、サンリオの世界観に包まれているのは、大分市の県立美術館OPAMのカフェ。
開館10周年を記念して7月、期間限定でオープンした。
最大のポイントは人気キャラクターをイメージして作られた限定メニューだ。

人気キャラクターをイメージして作られた限定メニュー
マイメロディをイメージした明太子のクリームパスタをはじめ、ハンバーグやオムライス、さらにクレープなど10品が用意されている。
オープン初日の7月18日は、早速ファンの姿が。
「ダニエル君が好きなので、さっき外でダニエル君の写真と、2ショットの写真を撮ってもらった」とうれしそうに語った。

こちらのカフェは9月15日まで県立美術館OPAMの2階で営業予定。
県によると、さらなるコラボも検討中だという。
次々と大分県内に広がるサンリオの世界。人気キャラクターたちと特別な時間を味わってみてはいかが。
