愛知県犬山市で2025年5月、池に自衛隊機が墜落し、2人が死亡した事故で、機体の引き揚げ作業を8月中旬から始めることがわかりました。

 5月14日、航空自衛隊のTー4練習機が犬山市の入鹿池に墜落し、乗っていた隊員2人が死亡しました。

 沈んだ機体などの引き揚げは行われていませんでしたが、防衛省が8月中旬から始めて9月末に終える見通しを立て、7月29日に犬山市や地元関係者に伝えたということです。

 水上での工事の際に土台などとして使われる台船を組み立ててクレーンを配置し、機体が沈む場所まで、台船を移動させて引き揚げるということです。

 機体の周りには池の底に届く長さのオイルカーテンなどを設け、油の流出防止にも配慮するとしています。

※画像は視聴者撮影

東海テレビ
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