4月に行われた小中学生の全国学力・学習状況調査、いわゆる「全国学力テスト」について、福岡県の結果が公表されました。

全国学力テストは、小学6年が国語・算数・理科、中学3年が国語・数学・理科で、県内では4月に小学校692校と中学校339校で行われました。

福岡県教育委員会によりますと、小学校の国語は8回連続で全国平均をやや上回りましたが、算数はやや下回りました。

中学校の国語は全国平均と同じ程度ですが、数学はやや下回っています。

3年に1回行われる理科では、小学校は全国平均と同じ程度、中学校はやや下回りました。

地区別では、全ての教科で福岡地区が全国平均を上回る一方、筑豊地区は下回るなど、地域間の格差が大きくなっているということです。

県教委は「今後さらに調査や分析を行い、学習の改善につなげたい」としています。

テレビ西日本
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