来年から全国で本格的に始まる「こども誰でも通園制度」への理解を深めてもらう説明会が宮崎市で開かれました。
こども誰でも通園制度は、生後6か月から2歳児までの子供を対象に、保護者の就労に関係なく月に10時間まで保育所を利用できる国の制度で、来年4月から全国で始まります。
制度の利用料は1時間あたり300円程度が予定されています。
県が7月28日に開いた説明会には県内の市町村の担当者や保育施設の関係者などおよそ200人が参加。
こども家庭庁の担当者が来年からの実施に必要な事業計画や認可の手続きに要する時間などを説明しました。
(保育園関係者)
「説明を聞いただけでは分からない部分があるので、実際制度を活用し始めて、いろんな課題が出てくると思うので、そこで課題をどんどん解決していけたらいいのではないかなと思います」
(宮崎県こども政策課 後藤智穂子副主幹)
「今回の参加者数を見てこちらも驚いたところなんですけれども、皆さんの関心の高さが伺えますので、今後も何らかの形で随時情報提供をしていきたいと考えています」
宮崎市ではすでに7月から4つの公立保育所でこの制度が試験的に実施されています。