津波警報の発令から一夜明け、各地で避難する人々から不安の声が上がっています。
30日から津波注意報が継続して発令されている中、岩手・久慈市では30日、高さ1m30cmの津波を観測しました。
また大船渡市でも30cmの津波を観測し、午前11時時点では3市町に8人が避難しているということです。
車中泊をする男性:
まだ避難指示が解除になってなかったんで、それまでは避難してようかなと。早めに終わってほしい。(Q.疲れとかは?)熟睡できないんで、疲れは残っていますね。
また、北海道・函館市では交通機関にも影響が出ていて、観光客からは「電車が止まっててタクシー使ったと。戻れなかったりとかすると困っちゃうなと思います」「飲食店も全部やってなかったんで、どうしたもんか、ちょっと大変でした」などと困惑の声も上がっています。
一部では津波注意報が解除された地域もありますが、注意報が出ている地域では海岸や川の河口付近から離れ、近づかないようにしてください。
交通機関にも影響が続いています。
東海汽船によりますと、31日午前10時半発の東京・竹芝発、大島行きの臨時ジェット船が運転見合わせになっており、その他の大型客船、ジェット線の便も終日全便欠航、運転見合わせとなっています。
一方、商船三井「さんふらわあ」によりますと、30日に入港予定だった大洗港と苫小牧港間の大型フェリー4便は3便が入港しており、残りの1便も入港見込みが立っているということです。
体調不良者はいないということです。
また、仙台空港では30日、滑走路を閉鎖してましたが、31日朝から再開しています。