8月6日の原爆の日を前に平和祈念式典が行われる平和公園やその周辺では31日朝、一斉清掃が行われました。


一斉清掃には広島市の職員や市民など例年より多いおよそ2000人が参加し始めに、原爆でなくなった犠牲者に対して全員で黙とうを捧げました。

平和記念式典が開催される公園一帯で31日朝、行われた清掃は毎年この時期に実施されているものです。

清掃には広島市の松井市長の姿もあり原爆ドーム前を流れる元安川の護岸で鎮魂の思いを込め汗を流していました。

【広島市・松井一実市長】
「毎年やっているのですが、今年は特に(参加者が)多いように思う。争いを鎮めるために我々が何を考えるかというのを式典を通じて考えてもらえるといいなという風に思っている。そのために穏やかな気持ちで会場をきれいにしていこうと」

清掃活動は1時間ほど行われ、式典に来る人を迎え入れる準備が整いました。

テレビ新広島
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