酒を飲んだ状態で電動キックボードを運転したとして、大阪市西成区役所の職員が停職3カ月の懲戒処分を受けました。

停職3カ月の処分を受けたのは、西成区役所の保健福祉課に勤務する27歳の男性職員です。

大阪市によると、男性職員は去年11月、酒を飲んだ状態でレンタルした電動キックボードを運転したということです。

男性職員は運転中に転倒し10日間の入院を要するケガをしていて、翌日所属部署に報告して事態が発覚しました。

市の調査に対し男性職員は「生ビールを大ジョッキで4〜5杯飲んだ。最終電車がなくなったが翌朝から仕事があり早く帰りたかった」と話しているということです。

また、この件で大阪簡易裁判所が罰金30万円の略式命令を出していて、職員は既に罰金を納付済みだということです。

男性職員は当時、同僚の職員と酒を飲んでいましたが、酒気帯び運転については別れたあとに起きた事態で、同僚職員は関与していないことが確認されたとしています。

大阪市は「今後も服務規律の確保およびコンプライアンス意識の徹底に、より一層取り組む」とコメントしています。

関西テレビ
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