自民党は31日、参院選で与党過半数割れの大敗を喫した原因の検証を行うため、森山幹事長をトップとする総括委員会の初会合を開いた。
自民党の参院選総括委員会は、午前9時半から党本部で開催。
会合の冒頭、委員長を務める森山氏は、「先の参院選で多くの国民から厳しい声をもらった。厳粛に受け止めなければならない」と述べた。
また、「選挙の結果の分析と課題の洗い出しを行うため、党内に参院選総括委員会を設置した」として、今後、地方組織や友好団体、有識者から意見を聞くと説明した。
そして、「改めることをはばからず、国民政党としての多くの信任をもらえるように党一丸となって取り組んでいきたい」と述べた。
委員会では、8月中をめどに報告書をとりまとめる予定で、初会合では、今後の議論の進め方を確認する。
参院選敗北の責任を巡っては、森山氏が報告書の策定後に辞任する可能性を示唆していて、木原選対委員長も辞任する意向を示している。