津波注意報発表を受けて、鹿児島県肝付町では避難指示が出され、町内に避難所を開設しました。
林佳伸記者
「肝付町内之浦総合支所に来ています。こちらは避難所に指定されており、住民が避難しています」
肝付町は津波注意報を受けて町内3か所の避難所を開放し、避難所のひとつ、内之浦総合支所には小学生を含む30人近くの住民が避難しました。
内之浦放課後児童クラブの保育士
「小学校の訓練を受けているおかげで落ち着いて自分の遊び道具を置いて、すぐに先生たちのところに来てくれた。保護者と連携がとれるようにしたい」
一方、肝付町の南方地区にある高さ約14mの避難タワーも、避難者を想定して職員が鍵を解除しました。
肝付町は防災無線を通じて引き続き、住民に注意を呼びかけています。
そして、こちらは30日午前11時ごろの鹿児島県の志布志港の映像です。
フェリー「さんふらわあ」が志布志湾沖に避難していく様子が分かります。
津波注意報が継続している間は運休するということですが、今後の対応については検討中としています。
志布志市でも沿岸部に避難指示を出しましたが、避難した人はいないとみられます。