那覇市に整備が計画されているJリーグ規格のサッカースタジアムについて、29日、住民説明会が開かれました。
那覇市の奥武山公園で計画されているのは1万人規模の観客席と全ての席を覆う屋根を備えたJリーグ規格のサッカースタジアムで沖縄県は2031年度の供用開始を目指しています。
29日の住民説明会ではスタジアムに車椅子席やファミリーボックス席、VIPルームなど多様な観客席を設けるほか、2万人を収容できるよう段階的に観客席を増やす計画が公表されました。
また、試合がない日は施設を一般開放し県民が幅広く利用できるよう運営したいと説明しました。出席者からは街の活性化につながると歓迎する声がある一方、周辺道路の渋滞や騒音といった生活への影響を懸念する意見もありました。
県はワークショップや意見交換の場を設け地域の理解を得ながらスタジアムの整備を進めたいとしています。