林官房長官は、衆参両院の議院運営委員会理事会に出席し、参院選を受けた臨時国会を8月1日に召集すると伝達した。
臨時国会では、参院の正副議長や委員長などを選出する。参院議長は第1会派の自民から選出され、自民党は関口昌一議長を続投させる方向で調整している。
常任委員長ポストは、15人以上の会派に割り当てられるため、参院選で議席を伸ばした参政党が初めて委員長ポストを獲得する見通しだ。
また、8月4日には衆院予算委員会の集中審議を開き、日米関税交渉について石破首相に説明を求める予定となっている。
一方、会期幅については、5日間を提案する自民党に対し、ガソリン税の暫定税率廃止法案の提出をもくろむ野党側が会期延長を求めて折り合わず、与野党の協議が続いている。