アメリカのトランプ大統領はウクライナ侵攻を続けるロシアに対し、50日以内に停戦合意しなければ制裁関税を課すと警告した猶予期間を短縮すると表明しました。

トランプ氏は28日、ロシアのプーチン大統領との会談について「もう話し合うことにあまり興味はない」と否定的な考えを示しました。

さらに、停戦合意まで50日間と設定した猶予期間について「10日~12日程度」にすると表明しました。

トランプ大統領:
今日から10日~12日程度を新たな期限とする。待つ理由はない。

期限が短縮されれば8月7日~9日ごろに、ロシアと取引する国に対して約100%の関税が課される可能性があります。

一方、ウクライナのゼレンスキー大統領はXで、「非常に重要な発言」だとした上で、「明確な立場と決意が表明された」とトランプ氏に感謝の意を示しました。

フジテレビ
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国際取材部
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