中国発のネット通販「TEMU」に対して、EU(ヨーロッパ連合)が最大6%の罰金を科す可能性が出てきました。
EUは28日、「TEMU」が違法な商品の流通を防止できていないと指摘する暫定的な見解を発表しました。
EUが行った覆面調査によりますと、TEMUのサイト上で違法な製品を購入するリスクが高く、特に乳児用のおもちゃや小型の電子機器でその傾向が顕著だったということです。
EUは、こうした商品の流通を防止する取り組みが不十分だった疑いがあると指摘しています。
今後、TEMU側には書面で反論する機会が与えられますが、最終的に法令違反が確認された場合には、年間売上高の最大6%に相当する罰金が科される可能性があります。