7月26日、アルビレックス新潟の選手とサポーターがふれあうイベントが開催されました。選手たちはサポーターの声援を受け、J1残留への思いを新たにしていました。
デンカビッグスワンで26日開かれた『アルビレックス新潟サンクスフェスタ』。
多くのサポーターが集まる中、開会式ではさっそくチームのベテラン千葉和彦選手がサポーターへの愛を語ります。
【千葉和彦 選手】
「いまチームはなかなか厳しい状態。ポジティブな要素を探すほうが難しいかもしれない。でも、その中でも唯一、日本一胸を張って誇れること、それはここにいる皆さんサポーターの方々だと思っている」
現在、リーグ24試合を終え、最下位に沈むアルビ。
J1残留に向け厳しい状況が続いていますが、この日は普段、熱い応援を届けるサポーターに楽しんでもらおうと、明るい表情の選手たちの姿が見られました。
イベントでは選手から直筆のサインが手渡されるサイン会や写真撮影のブースが設けられると、訪れたサポーターは楽しげな表情で選手とふれあっていました。
【サポーター】
「こんなに近い距離で選手とふれあうことがないので、とても緊張したが、一緒に写真を撮れて楽しかった。ここに応援に来るために仕事を頑張っているので、応援をさせてくれてありがとうということを伝えたい」
【サポーター】
「普段できない貴重な体験ができてよかった。(今後)勝利を重ねて、選手の笑顔が見たい」
【サポーター】
「やはり僕たちは応援するしかないので、変わらず応援していく。より一層応援していくだけ」
また、トークショーでは新たな戦力として期待がかかる新加入選手の姿も。歓迎と応援の思いがあふれた会場は終始温かい雰囲気に包まれていました。
そして、イベントの最後には、サポーターからの力強いアルビレックスコールが。
一体感に包まれたビッグスワン。イベントを通し、選手・サポーターの思いがより一層深まったようです。
【堀米悠斗 選手】
「サポーターの熱量みたいなものが最後のパワー、最後の一歩が出る力になると思うので、すごく有意義な時間だったと思う。やはり、これをのちのち意味のあるものだったと振り返られるように僕たちが次頑張る番だと思う」
今年も大盛況となったサンクスフェスタ。選手たちもサポーターとの交流を通してJ1残留に向けての気持ちを新たにしていました。