不動産売買・仲介を手がける新潟市秋葉区のシルト企画が、新潟地裁より破産手続きの開始決定を受けた。
民間の信用調査会社・東京商工リサーチ新潟支社によると、2014年8月に設立されたシルト企画は、一般個人や事業者を対象に、地元に特化した営業スタイルで、戸建て、ビル、マンション、アパート、空き家などの売却・買取・仲介を手がけ、2017年7月期には売上高約1億798万円を計上していた。
しかし、市況低迷を受け、2020年7月期には約3016万円にまで減少。売上不足により約1137万円の赤字を計上し、債務超過に陥っていた。
その後、一時的に約9000万円の売上高を維持していたものの、2024年7月期には再び売上高は大きく減少し、業況の好転材料が乏しい中、事業継続は困難と判断され、今回の措置に至った
負債総額は現在調査中である。
