立憲民主党の長妻代表代行は28日、BSフジの「プライムニュース」に出演し、8月1日に党の両院議員総会などを開き、参院選を総括する議論を行うことを明らかにした。
与党の過半数割れを実現した参院選を受け、長妻氏は「自民党的政治の体質、利益誘導、パーティー券がいっぱい売れるところに税金や社会保険料を重点配分するという体質が日本をダメにしている。この体質を変えないといけない」として、「我々は立憲民主党中心の政権を作る」と強調した。
ただ、立憲は参院選の獲得議席が改選前(22議席)と同じで、党内からは「自民党に逆風が吹く中で負けに等しい」などと、執行部の責任を問う声もあがっている。
長妻氏は、「今週の金曜日(8月1日)、両院議員総会と両院議員懇談会を開いて議論する」ことを明らかにし、参院選の総括について「しっかりとやっていきたい」と述べた。