百日ぜきの新規感染者数が5週連続で過去最多となり、ことしに入ってからの累計の感染者数は5万人を超えました。
「百日ぜき」はせきが長引くのが特徴で子どもを中心に感染し乳児がかかった場合は重症化して死亡するおそれもあります。
国立健康危機管理研究機構(JIHS)によりますと、7月20日までの1週間で報告された全国の感染者数は3908人で、前の週より200人以上増え、5週連続で過去最多となりました。
また、今年に入ってから7月20日までの累計感染者数は、5万2490人となり、これまでで最も多かった2019年の1万6845人を大きく上回っています。
厚生労働省はワクチン接種や、マスク着用を呼びかけています。