28日も県内は厳しい暑さに。宇城市では最高気温が38度ちょうどと、7月として観測史上1位となりました。そして今週はこの記録的な暑さが続く見込みで最大級の警戒が必要です。
【藤原果林記者 リポート】
「立っているだけで汗が噴き出る、そんな暑さです。私も子どもたちに混じって水遊びがしたいです」
熊本市中央区の水前寺児童公園の中にある『ちびっこプール』。江津湖の湧き水を使ったひんやり冷たいプールには、涼を求めて、28日も多くの子どもたちが集まりました。
「気持ちいい」「泳ぐのが楽しいから(来た)」「潜ることが好き」
「(子どもたちに)水分をこまめに取らせること(を意識している)」
28日県内で最も気温が高かったのは宇城市三角で38.0度と7月の観測史上1位を更新。今年県内で2度目の38度台を観測しました。
そして、県内はこのあとも記録的な暑さに警戒が必要です。
原因となるのは、夏の高気圧が勢力を増し上空に暑い空気をもたらすこと。加えて九州の南にある台風8号が東寄りの風をもたらしフェーン現象を起こすためです。
気象台によりますと、熊本市の予想最高気温は29日と30日が38度、木曜日が39度など危険な暑さが続くと予測されています。熱中症などに最大級の警戒が必要です。