連日の猛暑で、福井市内の家電量販店では家庭用のエアコンや扇風機だけではなく「自分専用の涼しさ」を求める商品も人気を集めているようです。
原渕由布奈アナウンサー:
「去年から人気のハンディファン、今年は冷却プレートが付いたものなど、高機能なものが並んでいます。実際に付けてみると…冷たい!氷のような冷たさです」
持ち歩きできる小型の扇風機「ハンディファン」ですが、今年は冷却プレートが内蔵されたものや、ミストが出るものなどひんやり性能がアップするなど進化しています。
取材した家電量販店では、猛暑の影響もありエアコンや扇風機などを含めた「ひんやり家電」が好調で、これから夏本番という中、売り切れや品薄になっているものもあるといいます。
また、今年の売れ筋商品には、ある特徴があるといいます。
店員は―
「パーソナル涼感とおうち快適化がキーワードです。猛暑が続いているので“自分の周りを涼しくしたい”というお客様が多いです」
あまりの暑さに、エアコンのついていない部屋も涼しくしようと、スポットクーラーもよく売れているといいます。工事不要ですぐ使え、特定の場所を冷やしたいという消費者のニーズに応える形で、自分専用の「パーソナル涼感家電」が支持を集めているようです。
中には、これまでにはなかったような商品も―
原渕由布奈アナウンサー:
「見た目は体重計のようですが、上に乗ると下から風が出る薄型の扇風機です」
防水機能付きなのでお風呂上りにそのまま乗って使うこともできます。「ドライヤー中や歯磨き中などに、エアコンの無い脱衣所などで使えると買われる方が多い」といいます。
記録的な暑さが続く中、これまでの定番だったエアコンや扇風機だけでなく、特定の場所を効率的に冷やせる商品に注目が集まっているようです。
福井市は10日連続の猛暑日。「パーソナル涼感家電」など工夫して暑さを乗り切りましょう。