27日夜、天童市でモンテディオ山形とフランス2部リーグスタッド・ランスとの親善試合が行われた。スタッド・ランスは伊東純也選手など、日本代表選手も所属する名門クラブ。スタジアムには1万6000人を超えるサポーターが詰めかけた。

この試合は、シーズンへの準備期間にあるスタッド・ランスのジャパンツアーの一環として実現した。

(横内昭展監督)
「Jリーグにいない規格外の選手もいると思う。体のサイズだったりスピードだったり
力強さだったり、それらを体感できる良い機会だと思っている」

スタッド・ランスには関根大輝選手・伊東純也選手など3人の日本代表が所属していて、スタジアムには約1万6500人のサポーターが詰めかけた。

試合は前半2分、相手にスルーパスを通され決定機を作られたが、ゴールキーパーの渋谷が好判断で阻止、得点を許さず。

モンテディオもその1分後、岡本のスルーパスから最後は大森がシュートするも、相手キーパーに弾かれゴールはならなかった。

0対0で迎えた後半39分、先にネットを揺らしたのはモンテディオだった。
フリーキックのチャンスに蹴ったのは國分、走りこんだ熊本がヘディングで押し込み文句なしのゴール。
ピッチには歓喜の渦、スタンドのサポーターも沸き立つ。

スタッド・ランス注目の伊東純也は後半31分から途中出場。
左足首の負傷明けで万全の状態ではなかったが、一瞬のスピードと力強い動きで会場を沸かせた。

試合は、1対0でモンテディオが勝利。
力のある海外クラブを相手に無失点で終え、内容面でも収穫のあるゲームとなった。

(横内昭展監督)
「失点せずにあの時間帯までこれて、最後熊本選手がねじ込んでくれて、素晴らしいゴールで素晴らしい勝利だったと思います。きょう(27日)のゲームで終らせるのではなくて、また攻勢に向けてしっかりつなげて行きたいと思っている」

(伊東純也選手)
「スタジアムはほぼ満員で、いい雰囲気でできたと思う。うまくロングボールを使っていたし、セットプレーで1点を取られて負けてしまったので残念」

モンテディオにとって海外クラブとの親善試合は初めてのことだった。
日本代表選手もいて、いつもとはまた違ったスタジアムの盛り上がりがあった。

モンテディオの次の試合はJ2第24節・ヴァンフォーレ甲府との対戦。
結果・内容ともに期待したい。

※モンテディオの次の試合に誤りがあり修正しています

さくらんぼテレビ
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