米沢市でピンク色のハスの花が見ごろを迎えていて、訪れる人の心を和ませている。

上杉神社北側のお堀に咲くハスは、1985年ごろに市民のボランティアが新たな名所を作ろうと種をまき育てたもの。

2001年ごろに冬の寒さですべて枯れてしまったが、2004年に市内4つのロータリークラブが中心となって苗を植え、復活を遂げた。
約3000平方メートルに渡ってハスが群生していて、ピンク色に咲く花が訪れる人を楽しませている。

地元の観光協会によると、2025年は暑さのために生育が早く進んでいて、例年より半月ほど早い7月上旬に開花し、今は全体の半分ほどが花を咲かせているそう。

ハスの花は日の出から花が開き始め、午前7時~9時ごろが見ごろだということで、31日朝も散歩に訪れた地元の人や観光客が、朝日に照らされて輝くハスを眺めたり写真を撮ったりしていた。

「神聖」の花言葉で清らかさの象徴ともいわれるハスの花。
来週にはほとんどの花が咲きそろうとみられ、8月中旬まで楽しめる。

さくらんぼテレビ
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