27日夜、熱帯低気圧に変わった台風8号が再び台風となり、奄美地方や県内の他の地域でも波の高い状態が続く見込みです。
台風8号は沖縄県那覇市の東を1時間に約20キロの速さで西に進んでいて、現在、奄美地方が強風域に入っています。
奄美地方南部は29日昼すぎには強風域を抜ける見込みですが、奄美地方沿岸の海域では波の高さが最大6mと予想されています。
また、薩摩・大隅・種子島・屋久島地方でも29日にかけて、波の高い状態が続く見込みです。
この台風の影響で海の便に乱れが出ています。
28日は種子屋久高速船の午前中の全便、フェリー屋久島2、フェリーあけぼのなど、多くの離島便で欠航が相次いでます。
またトカラ列島近海を震源とする群発地震により、島外避難していた住民が帰島のために28日乗船する予定だったフェリーとしま2も、出航が29日に延期となりました。