能登半島地震の発生から約1年半。福井県内で今も避難生活を送る被災者らが今後の生活について相談できるイベントが27日、福井市で開かれました。
このイベントは、石川県からの依頼を受けた福井市社会福祉協議会が福井県内のみなし仮設住宅に住む能登半島地震被災者を対象に行ったものです。
みなし仮設住宅とは、被災者が無償で暮らせるよう行政が借り上げた賃貸物件のことで、現在、県内には15世帯32人が入居しています。そのうち27日のイベントには珠洲市から避難した2世帯3人が参加。被災した地元の墓じまいやみなし仮設住宅の入居期限以降の生活などについて相談していました。