80年前の富山大空襲の悲惨さを考えようと、街に残る空襲の爪痕を高校生が巡るイベントが富山市で行われました。
これは80年前の富山大空襲の記憶を語り継ごうと取り組む高校生のボランティアグループ「輪音」が企画したもので、県内に住む高校生など27人が参加しました。
27日は城址公園に立つ戦後の復興への願いが込められた像を見た後、焼い弾で欠けたとされ、松川沿いに今も残る常夜灯を訪れました。
*輪音 共同代表 薬師子龍さん
「体験者の証言で雨あられのように空から焼い弾が降ってきた話があるがそれを感じさせる」
また、護國神社では、兵士の遺書や実物の焼い弾を見てまわり富山の戦争の歴史や空襲の悲惨さを学んでいました。
*参加した高校生
「知らなかったことや新しい発見がたくさんあって勉強になった」
「天女の像を知らなくて体験でたくさん学べていい経験になった」