アメリカのトランプ大統領は24日、日本との関税合意について、「日本の市場開放は対米投資よりも価値がある」と語りました。
トランプ大統領は24日記者団に対し、日本との関税合意について「日本は関税を払いたくなかったから5500億ドル(=日本円で約80兆円)の対米投資に同意した」との考えを示しました。
そのうえで「日本の市場開放は5500億ドルの対米投資よりもはるかに価値がある」と語りました。
トランプ大統領:
市場の開放は5500億ドルを超える価値がある。日本が支払う関税よりも、その価値ははるかに大きい。
日米関税合意では、日本が5500億ドルの対米投資の拡大を約束し利益の90%をアメリカが得るとしています。
この合意についてアメリカメディアからは「日米双方から合意の具体的な仕組みや経済的なメリットの詳細が示されておらず、実効性に疑問が残る」などする見方があがっています。