海上自衛隊鹿屋航空基地は、2024年2月に車のトランクに隠れて不正に外出した上、酒気帯び運転や当時20歳未満にもかかわらず飲酒したなどとして20代の隊員5人を停職の懲戒処分にしました。
停職となったのはいずれも第1整備補給隊に所属する20代の5人です。
鹿屋航空基地によりますと、2024年2月、当時20歳未満の隊員は当直勤務にも関わらず同僚が運転する車のトランクに隠れて基地から外出しました。
その後、20歳未満の隊員は別の4人の隊員と合流し未明まで飲酒し、酩酊状態になりました。このため、残る4人はそのうちの1人が管理する軽自動車のトランクに
酩酊した隊員を隠し定員オーバーの状態で基地に戻ろうとしました。
しかし、基地の近くで酒気帯び運転で警察に摘発されたということです。
この事案を受け鹿屋航空基地は酒気帯び運転の隊員を停職95日、車を貸した隊員を停職65日、不正外出をした当時20歳未満の隊員を停職13日など5人を懲戒処分しました。
第1整備補給隊の藤本好央司令は「服務指導を徹底し再発防止に努めてまいります」
とコメントしています。