80年目の8月9日まで2週間余りとなりました。

長崎原爆被災者協議会は24日、被爆80年のメッセージを発表し、核兵器の廃絶や世界平和の実現を強く呼びかけました。

長崎被災協は24日に会見を開き、被爆者や被爆二世が被爆80年にあたってのメッセージを読み上げました。

溝浦勝 副会長
「今こそ、私たちは『核抑止論ではなく核廃絶を』と世界の人々に訴えます。被爆者はその悲惨さを、その苦しみを世界中の人々に、今こそ被爆の実相を伝えたい」

長崎被災協は被爆80年の今年、核兵器使用のリスクが高まっていることなどから国の内外に核兵器廃絶を訴えたいとメッセージを出しました。

あわせて二度と被爆者をつくらないよう、次の世代に継承と行動を呼びかけています。

横山照子 副会長
「原爆の話をぜひ皆さん聞いてほしい」「原爆の被害がどういうことだったのかを考えてほしいと思う。それから行動に出ましょう、と」

長崎被災協は メッセージを総理官邸や各国の大使館などに送る予定です。

テレビ長崎
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