高速道路を利用する際、サービスエリアで“ご当地もの”に触れるのが楽しみの一つという人も多いのでは?北陸自動車道の「南条サービスエリア」がリニューアル工事を経て福井の魅力が詰まった“行きたくなる”サービスエリアに生まれ変わった。
◆“福井らしさ”を追求したSA
施設に入り、まず目に入るのが大きく口を開け待ち構える肉食恐竜。天井を突き破ってフロアを見渡す恐竜も。

ここは、日本を代表する恐竜化石の発掘地、福井県にある北陸自動車道・下り線の南条サービスエリア。約8カ月にわたるリニューアル工事でフード、ショッピング、休憩機能すべてがパワーアップし、7月23日に全面オープンした。

東京で土産物として人気の「シュガーバターの木」をイメージしたソフトクリームも、さっそく人気を集めていた。
恐竜化石のレプリカや、越前打ち刃物などの福井の伝統工芸品の販売も充実している。
運営する中日本エクシスの福井・近江支店長・山中優さんは「外にも恐竜のオブジェがあるが、南条サービスエリア下り線は一体となって恐竜を、そして福井を応援していきたい」と話す。

◆北陸エリア初のシャワールーム
レジャー客だけでなく、職業ドライバーなどを意識した施設も。NEXCO中日本の北陸エリアでは唯一というシャワールームを完備。男女別になっていて、10分300円で利用できる。コインランドリーも完備していて、長距離運転のトラックドライバーなどにも便利に利用してもらいたいとしている。

“立ち寄る”サービスエリかアら“行きたくなる”サービスエリアへ、休憩にとどまらず楽しさと発見が詰まった新しいドライブスポットとして注目されている。
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