日米関税交渉の合意を受け、日経平均株価が急上昇しました。
値上がりが加速した平均株価は、上昇幅が一時1500円を超えました。
アメリカ関税をめぐる不透明感がぬぐわれたとして、自動車など輸出関連銘柄がそろって上昇しました。
証券会社は対応に追われました。
証券会社の担当者:
15%で合意したのが…全面高ですかね
広がっているのは、経済へのマイナスの影響が軽くなるという見方です。
特に、日本経済の屋台骨である自動車業界からは、「税率が15%になるとはいえ、25%から10%引き下げられたことは成果があった」とする声が相次いでいます。
市場関係者は、近く本格化する企業の決算で、業績への影響がどう広がるかがポイントだと話しています。
23日の東京株式市場の日経平均株価の終値は、22日に比べ、1396円40銭高い、4万1171円32銭、TOPIX(東証株価指数)は、2926.38でした。