自民党内から参院選敗北の引責辞任を求める声も出ている石破首相は、党内の首相経験者3人と会談し、続投に意欲を示しました。
石破首相:
私の出処進退について、話は一切出ていません。一部にそのような報道がございますが、私はそのような発言をしたことは、一度もございません。
1時間半近くにおよんだ自民党の麻生最高顧問、菅副総裁、岸田前首相との会談後、取材に応じた石破首相は、「党の分裂は決してあってはならないという話があった」と説明したうえで、日米関税交渉の合意を受けて「国民生活が守られるということに向け全力を尽くしていきたい」と続投への意欲を強調しました。
関係者によると、石破首相は25日に与野党党首会談を開き、日米合意について説明する考えで調整が進められています。