夏の高校野球島根大会は23日に準決勝を迎え、このうち松江南と益田東が対戦した第1試合では松江南が勝ち、創部以来初の決勝進出を決めました。
17年ぶりの準決勝進出を果たした松江南が、初の決勝の舞台を目指して対戦したのは、過去4度の甲子園出場を誇り7年ぶりの全国舞台を狙う益田東でした。
初回に松江南は1アウト満塁のチャンスを迎えますが、後続が倒れ得点ならず。
対する益田東も2回裏に2アウトながらランナー3塁のチャンスを作りますが、あと1本が出ませんでした。
そして4回表、松江南は2アウトからヒットと盗塁でランナーを2塁に置いて、7番ピッチャーの竹辺がレフト前ヒット。1点を先制しました。
なおもフォアボールのランナーも加え、2塁・1塁とチャンスが続きますが、益田東はピッチャーを橋本に替えて後続を絶ちました。
その後、膠着状態が続きましたが7回表、松江南は2アウトながらランナー3塁のチャンスに、3番堀尾がセンター前ヒット。1点を追加します。
さらに4番の水が2ランホームラン!4対0とリードを広げました。
対する益田東は8回表にようやく反撃。
2アウトながらフォアボールとヒットでランナー1・3塁のチャンスに、7番猪谷のショートへの内野安打で1点を返しました。
しかし7回からマウンドに登った梶谷が踏ん張り、後続を抑えました。
松江南は最終回も益田東の反撃を許さず、ゲームセット。4対1で勝ち、初の決勝戦進出を決めました。