アメリカとトルコで、人気歌手たちが思わぬアクシデントに見舞われる瞬間がカメラに捉えられた。しかし、いずれの歌姫も動じることなくパフォーマンスを続けてプロ魂をみせつけていた。

吊り下げ中に急落下も笑顔で熱唱

アメリカ・サンフランシスコで18日、大盛り上がりのコンサート中に撮影されたのは、巨大なチョウに乗って観客の上を飛ぶ女性の姿だった。

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世界的な人気を誇るアメリカの歌手ケイティ・ペリーさん。声援に応え、観客に手を振りながら熱唱していた。

しかし、思わぬアクシデントが彼女を襲う。

巨大なチョウに跨ったケイティ・ペリーさんが撮影者に近づいた瞬間、吊るしていたワイヤーが突然動き、ガクンと垂直に落下したのだ。

危険な状況に一時はパフォーマンスを中断するかと思われたが、「大丈夫よ」とでも言うように観客に手のひらを向け、そのまま歌を再開していた。

世界的歌姫のプロ魂が垣間見える瞬間だった。

プロ魂！ドローン直撃にも動じず公演続行

一方、トルコで18日、こちらでも歌姫がアクシデントに負けずプロ魂を見せていた。

当初、歌姫は歌いながらノリノリで踊っていたが、次の瞬間、何かが直撃し、頭を押さえて振り返った。

何が起きたのか別の角度から見ると、すぐ後ろに撮影用のドローンがいた。そしてドローンが徐々に近づき、操縦ミスによって歌姫の頭に直撃していた。

しかし、歌姫は「頭がとれちゃったわ」と軽口をたたき、アクシデントにユーモアで応じていた。

そして痛がるそぶりも見せず、そのまま歌い続け、「免許没収よ！」と冗談まで言ってみせる余裕の対応だった。

最後はその一言で観客を笑顔にし、無事にコンサートは終了した。
（「イット！」 7月22日放送より）