「わさび」や「しょうが」高騰に飲食店が悲鳴を上げている。わさびは卸売価格で1年前に比べ約7割上昇し、しょうがも1割以上高くなっている。背景には夏の記録的な高温に加え、世界的な日本食ブームもあるという。
海鮮丼に欠かせない「わさび」
東京・千代田区の「まぐろ丼や 恵み」では、バーナーでこんがりとあぶったトロにねぎとろを重ね、仕上げにこんもりと「わさび」を乗せて海鮮丼を提供している。

客から追加オーダーが入るほど“海鮮丼の重要な脇役”となっている「わさび」をめぐり、今、悲鳴があがっている。

まぐろ丼や 恵み・三品智輝店長:
メインであるマグロも値上がりが激しいです。全体的に値上がりしているけど、特にわさびの値段が上がっています。

この店では、1日に約1kgもの国産粉わさびを使用するという。

まぐろ丼や 恵み・三品智輝店長:
前年に比べて約1〜2割上がっています。300〜400円のものが、500〜600円に上がっています。
さらに、この食材にも値上げの波が来ている。

まぐろ丼や 恵み・三品智輝店長:
しょうがも前年に比べて1〜2割上がっているイメージがあります。昨今の日本食ブームで世界中で需要が高まっているので、どうしても日本でも取り寄せる際にかなり値段が上がってしまっています。

わさびの1kgあたりの卸売価格は、前年同時期に比べ7割近く上がり、しょうがも1割高くなっている。
しょうがも「過去にない高値」
都内のスーパー「アキダイ 関町本店」でも、2025年の春に約300円だったわさびが夏から徐々に価格が上昇している。現在は2倍以上の約680円になっているという。
しょうがの値上がりにも驚きを隠さない。

アキダイ 関町本店・秋葉弘道社長:
(原因は)産地の方の異常気象。夏の高温の影響で、しょうがも非常に高い。価格でいうと約3割、軒並みずっと高い状態が続いている。たぶん異例だと思います。40年近く業界にいるけど、今シーズンのしょうがの高値は過去にないかな。
秋葉社長によると、今後も当分の間わさびの高値は続くものの、しょうがは少しずつ落ち着き始めているという。
(「イット!」3月3日放送より)
