◆ロサンゼルス・ドジャース-ミネソタ・ツインズ 22日(日本時間23日午前11時10分試合開始、ドジャースタジアム)
メジャーリーグ(MLB)、ドジャースは22日(日本時間23日)、ホームでツインズと対戦し、大谷翔平選手(31)は「2番DH」で先発出場した。
前日のツインズ戦で大谷は投手復帰後6度目・オールスターブレイク明け初の先発登板し、3イニング、打者14人に46球を投げ、被安打4、被本塁打1、奪三振3、与四球1、失点1の成績。1回表に先頭打者ホームランを打たれながら、直後の1回裏に3試合連続となる35号逆転ツーランホームランを放つ“離れ業”を演じ、3連敗中だったドジャースの後半戦初勝利に貢献した。打撃成績は4打数1安打、本塁打1、打点2、得点1、三振3だった。
ドジャースの先発は今季8勝7敗・防御率2.59、前回12日のジャイアンツ戦では勝敗がつかなかったものの、7回無失点の好投を見せた山本由伸投手(26)。一方のツインズは今季5勝4敗・防御率3.95のウッズリチャードソン投手が先発した。
1回表、山本は2つの奪三振を奪うなど三者凡退に打ち取る上々の立ち上がり。
1回裏1死走者なしで大谷の第1打席、カウント0-2から3球目の直球を空振りして三球三振。
2回表、山本は内野安打と四球などで1死1、3塁のピンチを招き、7番ルイスの当たりはサードへの併殺コースのゴロとなったが、三塁手ロハスがエラー。走者1人が還り、ツインズが1点を先制した。なおも2死1、2塁で9番バスケスに2点タイムリー二塁打を許し、山本はこの回3点を失った。
3回裏2死1塁で大谷の第2打席。カウント1-2から4球目の外角への直球を見逃し三振。前日第1打席のホームラン以降、これで5打席連続の三振となった。
4回裏無死1、2塁で6番パヘスが左中間へスリーランホームラン。ドジャースが3-3の同点に追いつく。
山本はこの日は粘られて3-2のフルカウントに持ち込まれる回数も多く、4回まで92球を要したが、5回表も続投。1死から2番ジェファーズ、3番カストロと連続三振を奪いスリーアウト。
5回裏2死走者なしで大谷の第3打席は、ツインズ3番手スチュワートとの対戦。カウント1-2からの6球目、内角の直球に詰まらされてセンターフライに倒れた。
6回から山本に代わって2番手カスペリアスが登板。山本は5イニング打者21人に101球を投げ、被安打5、与四球1、失点3、自責点1。毎回の8奪三振と力投を見せたが、勝敗はつかなかった。