陸上自衛隊は、大和駐屯地に所属する自衛官が酒を飲んで車を運転したとして、停職5カ月の処分にしました。このほか、同僚を暴行した隊員や禁止エリアで喫煙し任務を怠った隊員など、3人が懲戒処分を受けています。

停職5カ月の懲戒処分を受けたのは、陸上自衛隊大和駐屯地第6偵察隊に所属する50歳の1等陸曹です。
1等陸曹は2024年5月15日午後1時35分ごろ、酒を飲んで車を運転し追突事故を起こしたとして、酒気帯び運転の疑いで逮捕されていました。

このほか、同じ部隊に所属する50代の陸曹長は2023年、福島県内の飲食店で同僚の隊員を暴行しけがをさせたとして、停職1カ月に。
この規律違反を知りながら上司への報告を怠ったとして、1等陸尉が減給1カ月30分の1の懲戒処分を受けました。

また、船岡駐屯地の第10施設群の36歳の2等陸曹は2022年、駐屯地内で警備にあたっていた時、禁止されている場所で喫煙し、任務を怠ったとして停職3日の処分を受けています。

仙台放送
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