JR仙台駅1階にある老舗パスタ店「パスタハウストライアングル」が、2025年8月31日をもって閉店することが分かりました。
約40年にわたり市民や観光客に親しまれてきた名物店が、長い歴史に幕を下ろします。
「パスタハウストライアングル」は1985年、国鉄時代の直営店として仙台駅3階に開業。スープスパゲティをはじめとするユニークなメニューが人気を集めました。
2014年、駅の改良工事に伴い仙台市青葉区中央2丁目のホテル内に一時移転。
その後、2016年4月に現在のJR仙台駅1階へと再び戻り、営業を続けてきました。
運営するJR東日本東北総合サービスによると、近年の原材料費の高騰や人員不足が続き、やむなく閉店を決めたといいます。
看板メニューの「特製スープスパゲティ」は、利用客の2人に1人が注文する人気メニュー。
閉店後も、レシピは同じくJR仙台駅1階にある「スパゲッティトレンタ仙台駅店」に引き継がれ、引き続き提供される予定です。
また今後は、家庭向けパスタソースの販売も検討しているとのことです。
閉店を前に、8月25日から31日までの期間、「感謝フェア」が開催されます。
期間中は、特製スープスパゲティをモチーフにしたオリジナルキーホルダーがプレゼントされます(1会計1人あたり1200円以上の利用で1人1個、各日300個限定・なくなり次第終了)。